電子政府だけでなく、電子申請、電子入札などなどいろいろ出てきていますが、実際はデータをブラウザやメール添付で送るだけであったり、内部処理のデジタル化を最新のものに変えただけの場合が多いように感じます。電子認証も入り口で本人確認するだけのものがほとんどでしょう。データを改竄不可能なPDFファイルに変換すると言うのも有ります。
しかし、現行の社会制度を見れば明らかなように、様々なデータや認証を組み合わせて利用しています。三文判と実印と直筆署名と...要求される秘匿性や信ぴょう度も様々です。上記イラストのように、不備が見つかり幾度も手戻りしたり、届出がばらばらの窓口で行われたり、複数の人が関わったりします。それを許容しなければ仕事になりません。うまくやらなければ「紙（アナログ）のほうが扱いやすく安全だ」という風評が定着し、提供側がユーザーより強い立場にある場合以外『電子○○』は利用されないかもしれません。実際、現在『電子○○』と言っているものでもデータをネットで受け付けるだけで、受け付けたものを後は人間が目視でチェックし整理しているのが本当のところではないでしょうか。
電子個性では、同時に様々なデータや認証を組み合わせ処理することを目的にしています。ですから、ワークフローの大部分をシステムに簡単に置き換えることが出来ます。さらに、出来るかぎりユーザーフレンドリーの立場で仕様を構築しています。そのためのシステムのパーツを提供していきたいと思います。
尚、住基ネットとの関係はQ&Aのページで詳しく説明していますので御参照下さい。
○事業者メリット
- セキュリティの問題からも多様なシステムを提案できるので過当競争を強いられることが無い。
- 電子政府用途に限らない汎用システムをユーザーは利用できるので、供給者側の負担も少なく、多くの利用が見込まれる。
○ユーザーメリット
- 市民が電子政府を利用する機会は、年に１度あれば多いほど。使い慣れない専用システムより普段使い慣れている汎用システム（PCや携帯電話のファイルシステム風）を利用できる安心感は大きい。
- 発行された個人情報＝データの管理が楽。
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